航空機でのペットの輸送

ルフトハンザのフライトでは、犬、または猫の輸送ができます。ペットとのご旅行を予約される前に、以下のご案内をよくお読みください。

Illustration zeigt eine Katze und einen Hund vor der Transportbox // Illustration shows a cat and a dog in front of the pet transport box

大事なペットとよい旅を

ペットは、種類、重さ、大きさ、および国ごとの規定に応じて有料で、追加の機内持ち込み手荷物として客室で、または超過手荷物として空調の整った貨物室で輸送することができます。また、ルフトハンザ カーゴではこれらおよびその他の種類のペットの航空貨物としての輸送を承っています。補助犬には特別規定が適用されます。また、現地の条件や制限により、特定の目的地への大型動物の貨物輸送はできませんのでご注意ください。

新規定:米国への犬の輸送、輸入について

2024年8月1日付けで、犬の米国入国規定が変更されました。

米国疾病予防管理センター(CDC)の新たな要件に基づき、米国への犬の新規予約は現在、アトランタ、ロサンゼルス、マイアミ、ニューヨーク(JFK)、フィラデルフィア、ワシントンDC空港行きのみの受付となります。

更新情報:米国に入国する前の過去6ヵ月間に、犬が狂犬病の高リスク地域に滞在歴がない場合に限り、ニューアーク(EEA)への犬の輸送が可能となりました。

なお、他の空港への輸送は、航空貨物として引き続き可能です。この場合、​ペットの輸送を扱う運送会社までお問い合わせください。

この新要件については、余裕をもって熟知しておいていただきますようお願いいたします。

お客様の犬の渡航に備え、米国当局の「CDC Dog Import Form」にオンラインで必要事項をご記入いただく必要があります。このフォームを送信されると、ご入力のEメールアドレスに確認メールが届きます。出発日および米国入国時に、この確認書のデジタルデータまたは印刷したものをご提示ください。

CDCの要件を満たしていない場合、輸送が拒否されるため、残念ながらご搭乗をお断りさせていただくことになります。

ご理解のほどよろしくお願いいたします。

すでに確定済みのご予約は、2024年8月1日以降、CDCのすべての要件を満たしている場合、認められます。要件の詳細はCDCのウェブサイトをご覧ください。

すべての要件を満たすことはお客様の責任となります。CDCが要求する書類がチェックイン時に提示されない場合、輸送は拒否されます。

2024年7月3日より前に犬の予約が確定している場合は、引き続き、以下のオプションをご利用いただけます。

  • 犬のお持ち込みなしの予約に変更
  • 航空券の払い戻し

その他ご不明な点については、サービスセンターまでお問い合わせください。

CDCの新しい規定が導入されても、CDCの要件を満たしていれば、補助犬の輸送は引き続き可能です。要件の詳細はCDCのウェブサイトをご覧ください。すべての要件を満たすことはお客様の責任となります。CDCが要求する書類がチェックイン時に提示されない場合、輸入/輸送は拒否されます。

搭乗者ご本人と補助犬のご予約がすでに確定済みの場合は、サービスセンターまでご連絡くださいますようお願いいたします。

ペットの種類によって、どのような輸送方法がありますか?

ルフトハンザでは、ペットの種類、重さ、大きさによって輸送方法が異なります。詳細はこのページならびにリンク先のページでご確認ください。

輸送容器の重さも含めて8kg以下の小型の犬および猫に限り、特定の条件を満たせば、追加の機内持ち込み手荷物として航空機の客室にお連れいただけます。大型の犬、猫、および他の種類の動物は、重さと大きさにかかわらず、客室へはお持ち込みいただけません。

すべてのフライト(米国発着便を除く)

客室へのペットのお持ち込みは予約の管理よりご自身でお申込みいただけます。フライト出発時刻の72時間前までにお申し込みになることをお勧めします。それができない場合、フライト出発時刻の24時間前までにサービスセンターへ必ずご連絡ください。また、ルフトハンザでは、必要な場合にはより厳格な規定を適用します。そのため、一部の路線(例えば、イギリス、アイルランド)ではペット輸送のご予約をお断りすることもありますのでご了承ください。

米国発着便

米国発着便では、フライト出発時刻の72時間前までに次のフォームでお申し込みいただく必要があります。それができない場合、フライト出発時刻の24時間前までにサービスセンターへ必ずご連絡ください。

ペットを機内持ち込み手荷物として客室にお連れになる場合は、ペットが上記の条件を満たしているというお客様の証明が必要となります(全フライトに適用)。以下のフォームに必要事項を漏れなく記載の上、お客様が署名したものを2通チェックインカウンターでご提示ください。

ご注意:米国発着の直行便で補助犬を同伴する場合には、フォームは不要です。

輸送容器の重さも含めて8kgを超える犬および猫は、特定の条件を満たせば、超過手荷物として空調の整った貨物室内での輸送が可能です。フライト出発時刻の72時間前までに申込書をお送りいただく必要があります。それができない場合、フライト出発時刻の24時間前までにサービスセンターへ必ずご連絡ください。

他の種類のペットの輸送に関しては、​ルフトハンザ カーゴまでお問い合わせください。

ルフトハンザ便では、補助犬を無料で機内にお連れいただけます。補助犬を客室にお連れになる場合の一般的な条件をご確認ください。

闘犬のお持ち込みには特別な規定が適用されます。

短頭種に属する犬や猫は、気道が狭いという解剖学的特徴があり、呼吸器障害を起こしやすい傾向があります。このため、この種の動物の輸送には特別なアドバイスおよび規定があります。

同一のフライトにペットと一緒に搭乗できない、あるいは、国の規制によりその動物には航空貨物輸送が義務付けられている、またはlufthansa.comに記載されていないペットの輸送をご希望の場合は、航空貨物として輸送できるオプションがあります。航空貨物の輸送は運送会社(例えばルフトハンザ カーゴ)により料金が異なります。その場合、ペットの輸送を専門に行う運送会社が必要となります。ペット輸送専門業者の検索を使用して、お近くの運送会社をお探しください。

ご不明な点などございましたら ​ルフトハンザ カーゴサービスセンター+49 (0)1806-747100 (ドイツの固定電話からの通話は1分間につき0.20ユーロ、携帯電話からの通話は1分間につき最大0.60ユーロ)にお電話でご相談ください。

ルフトハンザ便でペットを輸送する際の基本的なご案内

なお、輸送されるペットの最少年齢にご注意ください。犬ならびに猫は、生後以下の期間を経過している必要があります。

  • 生後12週間
  • ドイツ発着・経由便では生後15週間
  • 米国行きの便では 生後6ヵ月

フライトのご予約の前に必ず余裕を持って、ご旅行先の国の領事館などで出発地、寄航地、および到着地でペットに適用される輸出入規定をご確認ください。ペットとのご旅行に適用される動物保護規定については、獣医師にもお問い合わせください。また、ご旅行に支障がないようペットの輸出入に必要なすべての書類をご用意ください。

規定が順守されなかったためにルフトハンザがペットの輸送をお断りする場合、ルフトハンザはそれにより生じる予約変更の料金、ホテルの宿泊料金、動物保護施設でのお預かりなどの費用について責任を負いかねます。

ルフトハンザはまた、目的地での極端な気象条件では、ペットの貨物輸送を拒否する権利を留保します。これは、直前にまたは季節により生じる可能性があります。

ご注意:ご搭乗者1名につき輸送できるペットは最高2匹までとなります(規定に適合する輸送容器に入れることが条件です)。ペットは、客室および/または貨物室で輸送いたします。以下のオプションがあります。

  • 同種のペット2匹を1個の輸送容器で客室輸送
  • 1匹のペットを客室で、さらに1匹のペットを貨物室で輸送
  • 2匹のペットを別々に2個の輸送容器で貨物室輸送
  • 同種のペット2匹を1個の輸送容器で貨物室輸送

複数のペットを1個の輸送容器に入れる場合は、特別な動物保護規定が適用されます:

  • 1つの輸送容器に入れることができるのは、同程度の大きさでそれぞれの体重が14 kgまでの大人のペット2匹までで、互いに慣れている必要があります。
  • 離乳した子犬または子猫の場合、同じ母親から産まれた子どもで生後6ヵ月以内、1匹あたりの体重が14 kgを超えなければ、1つの輸送容器で3匹まで輸送することができます。ただし、国によって規定が異なる場合がありますのでご確認ください。

ルフトハンザでは妊娠中のペットを輸送することはできません。

狂犬病のリスクがあるため、現在、米国への犬の輸入には制限があります。このCDCの制限および例外規定が適用されるかどうかの詳細は、米国疾病予防管理センター(CDC:United States Center for Disease Control)のホームページに掲載されています。

すでに犬の輸送について確定済みのご予約がある場合には、ルフトハンザ サービスセンターまでご連絡ください。

新規のご予約の場合、新しい輸送制限にご注意ください:生後6ヵ月を経過した犬に限り輸送が認められます。

この制限および例外規定が適用されるかどうかの詳細は、米国疾病予防管理センター(CDC:United States Center for Disease Control)のホームページに掲載されています。

この制限は、米国行きの航空機で輸送されるすべての犬に適用されます(補助犬を含む)。 

輸送制限に関する詳細はこちらをご覧ください:

ここでご案内しているすべての規定は、ルフトハンザが運航するフライトのみに適用されます。コードシェア便の場合は運航する各航空会社の規定を必ずご確認ください。旅程に複数の航空会社が含まれるご旅行の場合は、すべての航空会社でペットの持ち込みに問題がないかどうかをご確認ください。

ペットの輸送については、適時にお申し込みいただき、ルフトハンザの確認済みとなっている必要があります:

  • フライト出発時刻の72時間前までにオンラインまたは旅行会社でお申し込み。または
  • フライト出発時刻の24時間前までにルフトハンザ サービスセンターでお申し込み。

補助犬のお申し込みは、フライト出発時刻の48時間前までとなっています。

貨物室の容量には制限があるため、お申し込みはお早めに、できましたらフライトご予約時に併せて行ってください。

  • ご自宅にいるうちに、ペットを輸送容器に慣れさせてください。ペットを2時間程度、密閉された輸送容器に入れた後でご褒美を与えることを何度か繰り返します。
  • フライトの前とフライト中には多くのペットが緊張します。しかし、ペットに鎮静剤や安定剤を与えるかについてはよくご検討ください。投薬後のペットの反応は予想できません。例えば、フライト中に循環器系の障害が生じる可能性があります。獣医師との相談をお勧めします。
  • ペットにとって心地よい毛布やお気に入りのおもちゃを輸送容器に入れておいてください。なじみのある匂いによって落ち着かせることができます。
  • また、フライト中のペットの食事についても獣医師とご相談ください。

ペットをお連れのお客様は、出発時刻の30時間前からオンラインまたはモバイルチェックインが可能です。搭乗券は空港のチェックインカウンターでお受け取りいただく必要があります。

ルフトハンザのラウンジには、ペットをお連れいただくこともできます。ただし、他のお客様へご配慮いただき、お連れの犬や猫がルフトハンザ ラウンジ内を自由に動き回ることのないよう、輸送用のケースやキャリーバッグに入れてご出発までの時間をお過ごしください。なお、補助犬はこの規制の対象外です。