車椅子をご利用のお客様

空港到着後、慌てることなくチェックインできるよう、時間に余裕を持ってお越しください。ご出発の90分前には空港に到着されることをお勧めします。またご出発前に、お帰りの便の空港の正確な状況を確認しておきましょう。

チェックインカウンターで、ご予約のサービスについて係員にお伝えください。優先的に対応し、必要に応じて他のお客様より先に機内へご案内いたします。また義務ではありませんが、お客様の健康上の問題（歩行に不自由がある、あるいはペースメーカーをご使用であるなど）をお伝えいただけますようお願い申し上げます。

サポートが必要な場合は、お客様を航空機まで送迎し、また乗り継ぎ便のお手伝いをいたします。

車椅子の輸送については、以下の規定にご注意ください：

• 車椅子を無料でご用意いたします。また、ご自身の折りたたみ式車椅子をお持ちいただく場合も、輸送費はかかりません。車椅子は貨物室でお預かりいたします。
• 出発空港および／または到着空港で車椅子が必要な場合は、ご予約時またはご予約後に必ずその旨をお知らせください。ご自身の車椅子をお持ちになる場合は、寸法、重量、特徴（折りたたみの可否、スポーツ用車椅子など）をお知らせください。小型の航空機では、歩行補助器具のサイズや重量が制限される場合があります。例えば、当社の最も小型の航空機では、貨物ドアの幅はわずか71cmです。
• ご自身の折りたたみ式車椅子は、出発ゲートに到着するまでご利用いただけます。お客様の車椅子には、チェックイン時に「Delivery at aircraft（航空機出入り口付近で受け渡し）」の手荷物タグが取り付けられ、航空機に直接搭載されます。
  バッテリーを搭載した車椅子の場合、安全上の制限が適用される可能性があります。
• お客様の車椅子がバッテリーを搭載したものである場合は、バッテリーの種類をご確認の上、フライトのご予約の際にお知らせください。バッテリーの種類によっては、車椅子に一定の輸送条件が適用されます。

フライト中は、客室乗務員がお身体の不自由なお客様をできる限りサポートいたします。しかしながら、お客様のお身体を持ち上げたり、抱きかかえたりすることはできませんので、その点をご承知ください。

すべての長距離路線機にはバリアフリートイレが設置されています。しかしお身体の不自由なお客様にとって、一般的に航空機内のトイレは狭いことをご承知おきください。また通常、航空機の通路は他の交通機関に比べて狭くなっています。

車椅子をご利用のお客様への機内サービス

空港によって、お身体の不自由なお客様がご利用いただける移動手段には多くの違いがあります。したがって、空港から航空機までの移動に際して、ご自身で車椅子を乗り換えていただく必要が生じる場合があることをご了承ください。ルフトハンザ機ではお身体の不自由なお客様に、お手洗いも問題なくお使いいただけるよう特別に開発された機内専用車椅子をご用意しています。

機内では、客室乗務員がお客様のお手伝いをさせていただきます：

• ご搭乗とご降機をサポートします
  
• 機内持ち込み手荷物の収納をサポートします
  
• お手洗いへの移動をサポートします

目的地の空港に到着後、お客様の車椅子は降機後すぐに、または遅くとも手荷物受取所でお返しいたします。後者の場合は、空港用の車椅子にて手荷物受取所までご案内いたします。ただし、少々お時間をいただく場合もございます。その際にはご容赦ください。

アディスアベバ、アスマラ、ビルン、カリアリ、カターニア、ハノーバー、ニュルンベルク、オルビア、パレルモ、リヤド、シュトゥットガルト、バレンシアの空港では、降機時に車椅子を直接お返しすることはできませんのでご了承ください。

フランクフルトあるいはミュンヘンで長時間のストップオーバーをされる場合は、待合ラウンジをご用意し、車椅子でお客様をお連れいたします。

目的地でお客様をお迎えする方は、お客様のサポートが滞りなく行われるよう、フライトが到着する前にルフトハンザ空港チケットカウンターまでご連絡ください。空港によっては、お迎えの方に手荷物受取所までお越しいただくことも可能です。