チャイルドシート
ルフトハンザではチャイルドシートをご用意できませんが、ご両親はお子様のためにご自分の自動車用チャイルドシートまたはベビーシートをお持ち込みになれます。チャイルドシートはお客様の所有物であり、したがって弊社機内でのご利用に関してはお客様ご自身の責任となることにご注意ください。
機内でのチャイルドシートの必要性は?
2歳未満のお子様は、同伴の大人のお客様の膝の上にお座りになってご旅行することができます。この場合、客室乗務員が出発前に大人のお客様にお子様用の安全ベルトをお渡しします。お子様用に別の座席をご予約になりご旅行いただくこともできます。ただしこの場合、大人のお客様が機内にお持ち込みになるチャイルドシートを固定して、そこにお子様を座らせなければなりません。24ヵ月以上のお子様は、基本的にご予約可能な座席をご利用いただくことになります。なお、航空保安上の理由(非常口列の座席やエアバッグシステム付きの座席など)により制限される場合があります。
チャイルドシートならびに「Comfort Devices」のご利用規定
チャイルドシートの使用について、以下の点をご確認ください。
- 適切なチャイルドシートを機内にお持ち込みになることでルフトハンザのご利用規定を承知されたものと見なされます。
- ご旅行の前に、チャイルドシートが航空用として認可されている製品かどうかを確認してください。現在市販されているチャイルドシートについては、以下のリンクよりTÜV Rheinlandのウェブサイト https://www.tuv.com/landingpage/en/manufacturer-of-child-seats/ に概要が掲載されています。シートの背もたれの上部または周りをベルトで固定するだけのチャイルドシートは、機内では使用できません。チャイルドシートは、座席専用のシートベルトでのみ固定されなければなりません。 ISOFIX(アイソフィックス)の固定方式には対応していません。
- チャイルドシートが完全に機能する状態にあり、メーカーの取扱説明書に即した機内での使用と設置の方法をお客様が熟知していること、チャイルドシートをお客様ご自身の手で座席に固定できることが必要となります。客室乗務員は残念ながらチャイルドシート固定の際のお手伝いはできません。
- チャイルドシートが座席に完全な状態で固定できない場合には、手荷物としてお預けいただくことになりますので、ご了承ください。
- 膨らませるタイプの足置き(フットレスト)やシート面を広げるエアークッションなど、「Comfort Devices」と呼ばれる、座席に取り付けたり、足元に置いたりする快適グッズは、ルフトハンザの機内では安全上の理由からご使用いただくことはできません。
ご予約とチェックインの際の特記事項
チャイルドシートのご利用はもちろん無料です。ただし、チャイルドシートは機内の座席に固定する必要があることにご注意ください。そのため、2歳未満のお子様や赤ちゃんでも「小児運賃」の航空券を購入しなければなりません。この場合、お子様や赤ちゃん(24ヵ月未満)用にチャイルドシートを持参する必要があります。そうでない場合、座席を購入されていても、機内ではお子様や赤ちゃんは大人の膝の上にお座りいただくことになります。チャイルドシートは、緊急時に他のお客様の脱出の妨げとなってはいけません。このため、ご搭乗ならびに座席指定に関して以下の規定が適用されます。チェックインと座席の選択の際にご注意ください。
チャイルドシートを利用するお子様はなるべく窓側の座席をお選びください。同伴される大人の方は必ずその隣の席をご利用ください。
大人1人が24ヵ月未満のお子様を2人以上同伴する場合は、十分な座席数をご予約になり、旅行者自身がチャイルドシートを用意することが必要です。